お客様から回収した製品は、コメットサークルのコンセプトに沿って最大限のリユース、リサイクル処理を自社拠点を中心に実施しています。
回収センターでは、回収された使用済み製品やサプライ・部品は、集められ、選別基準に従い再生センターまたはリサイクルセンターへ送られます。
再生センターでは、製品やサプライ・部品の分解・洗浄・部品交換が実施され、新品同様の再生・検査を行い、再生製品・再生部品として再出荷しています。
リサイクルセンターでは、製品やサプライ・部品は、分解・分別し、リユースするものとリサイクルするものに分別し、リユース対象品となった部品は再生センターに送られてリユース部品となり、リサイクルするものについては材料メーカーやリサイクル業者へ送られて、リサイクル材またはエネルギーリカバリーに使用されます。機器に残存するデータから顧客企業の情報を流出させないため、リユースしないハードディスクは穴あけ処理を行い、データの復元を不可能にしています。
リコーグループでは、環境省から「広域認定制度」の認定( 認定番号第240 号) を取得しました。広域認定制度は、製造事業者等が使用済みとなった自社製品を広域的に回収し、再生・処理を実施するための廃棄物処理法における特例制度です。認定取得によって、お客様で不要となったリコー製品を直接回収し、自ら責任を持ってリユース・リサイクルすることが可能となり、より一層の循環型社会実現に向けた取組みを進めています。
回収・リユース・リサイクルの流れ
日本国内では全国各地に回収・リサイクル・再生センターを配置し3R( リデュース・リユース・リサイクル) を推奨しています。
回収センター
リサイクルセンター、再生センター